企業研修のポイント
初めて研修を行う会社、あるいは、研修会社の変更を考えている会社に、研修のポイントをQ&A形式で解説致します。
Q1. 採用や人材育成を外部に委託する意味はあるのか?
Q2. 研修会社はどのように選べば良いのか?
Q3. スマートジャパンは他の研修会社と何が違うのか?
Q1. 採用や人材育成を外部に委託する意味はあるのか?メリットは?
1)低コストかつ効果的な採用・人材育成ができる
中小組織となると、大手企業のように採用や人材育成に専属担当者を置けないケースが多いです(固定費の負担が大きいです)。また、仮に、他の業務との兼務の担当者を置いたとしても、専門知識やノウハウが少ないため、非効率的で、効果が薄いというシーンも良く見かけます。そのため、必要な時期に、専門家にアウトソースすることで、効果的な採用・人材育成を行うことができます。また、専属の方を置くと固定費になりますが、外部委託であれば変動費で済みます。
2)社内の常識が変わる
同じ業界・会社の経験が長いと、業界や会社の慣習にとらわれてしまい、効果的な仕組みや新たな手法が生まれにくい環境になりがちです。一方、研修会社は、様々な業種・会社を見てきているため、事例や手法を沢山有しています。研修会社を通して、最新情報に触れたり、他業界・他社の取り組みを参考にしたり、あるいは、自社のやり方に自信を持つこともできます。そのため、研修会社を使うことで、社内の意識や常識を変えていくということも、研修会社を使うメリットの一つです。
3)会社の育成力やコミュニケーション力が上がる
中小組織となると、大手企業に比べて、人数(先輩)が少ない、上司・部下の年齢差が大きい、「背中を見て育て」の社風等、育成環境を整えにくい環境にあります。そのような中、人材育成に関しては、上司の育成センス、本人の仕事センスに任せているケースが散見されます。そこで、専門家に委託にすることで、本人のセンス任せではなく、その方に合わせた効果的な人材育成ができます。また、上司の方にも、研修や個別相談を通して、育成ノウハウを身に着けてもらうことで、組織全体のレベルアップを図れます。
また、中小組織となると、大手企業より人数が少なく、また、異動も少ないため、人間関係がより近いものになります。そのため、人間関係を維持するために、上司が部下が言いたいことを言いにくい、社内で本音を吐きにくい傾向があります。そこで、上司が本人に直接伝えると角が立つようなことを、外部の人間が入ることで、角が立たずに適切な方法で本人に伝えることができたり、社内で言えない本音を拾えやすくなります。
Q2. 研修会社はどのように選べばよいのか?
1)まずは自社の問題を明確にする
何事においても「問題」が明確になっていなければ、効果的な「解決策」が打てません。「研修」はあくまで「解決策」の一つであるため、まずは、自社の「目指す姿」と、それに対して「何ができていないのか」を明確にした上で、研修会社や研修を選ぶことが重要です。あるいは、経営陣や人事担当者から情報や想いを研修会社にぶつけながら、良い方法を一緒に見つけていくことも一つです。
2)同業他社に聞いてみる
手っ取り早いのは、同業他社が行っている研修について聞いてみることです。業界や他社ご用達の研修会社があるかもしれませんので、その内容や評判を聞いてみるのも一つです。勿論、そのまま自社に合うとは限りませんので、どんな研修で、どんな効果が生まれているのか等、具体的に聞くのが良いと思います。
3)研修会社を複数使うことも検討する
各研修会社には様々な特徴があるため、受講者や内容によって、研修会社を使い分けるのも一つです。例えば、若手社員には、若手講師が多い研修会社を使う、管理職には、ベテラン講師の多い研修会社を使う等、受講者の職位や年齢層に合わせて使うことも効果的です。また、複数の研修会社を使うとそれぞれの長所・短所がより見えてくるので、より上手く使いこなせるようになります。
4)研修会社よりも「講師」が大事
同じ研修コンテンツを使っても、講師によって伝え方・伝わり方が全く異なります。同じ研修会社でも良い講師もいれば、イマイチな講師もいる、というのも現状です。そのため、実は研修会社を選ぶよりも、研修講師を選ぶことの方が大事です。そのためには、研修会社を選ぶ際に、研修講師も来てもらったり、抱える講師陣の特徴を聞く等、「研修講師の顔を見る」ことが大事です(尚、多くの研修会社は、社員として抱えている講師の他に、外部講師(委託)を有しています)。
5)研修予算の組み方
こちらの記事を参考にください。
Q3. スマートジャパンは他の研修会社とどう違うのか?
1)超実践形式
パッケージ型のコンテンツを提供している研修会社もありますが、どれほど優良なコンテンツであっても、全ての会社・現場・人に合うわけではありません。それぞれの会社が抱える問題や特徴は異なるため、「合わない研修」も当然あります。そのため、できれば、自社の状況に合わせて研修コンテンツを「カスタマイズ」してくれる会社がおすすめです。
弊社は、カスタマイズは勿論ながら、経営陣・人事担当者・受講者の上司・受講者からのヒアリングを徹底し、フルカスタマイズした研修コンテンツをご提供致します。また、講義形式、演習形式は勿論ながら、実務支援や宴席マナー研修等、他社ではできない超実践的な人材育成支援を行うことが可能です。
また、ベテランにはベテランの経験・知恵・知識がありますが、各現場の声を拾い上げるようなフットワークや、時代や相手に合わせた研修を行う柔軟性、若手社員が相談しやすい関係づくり等には、難が生じてくる傾向があります(勿論、個人差があります)。そこで、弊社は30~40代の、フットワーク・柔軟性・コミュニケーション力を有し、かつ実務に長けたメンバーで仕事をしています。
2)定期・出張訪問形式
1日の研修だけでその人が「変わる」ことは簡単ではありません(一時的な効果はあるかもしれませんが中々持続しません)。そこで、弊社は、単発の研修ではなく、月1~2回の定期的な研修の実施を基本としております。そうすることで、受講者の成長のPDCAサイクルを徹底し、着実な成長・変化を促します。過去にも上司や周囲の方から「あの人が変わった!」といった声を沢山頂いております。
3)コミュニケーション形式
一方的な講義や集合研修形式では、その方が抱える問題や要望が中々見えてきません。弊社では、毎回、受講者の方との個別相談の時間を設け、問題や要望を洗い出し、あるいは、その方の本音を引き出し、個別具体的なアドバイスを行うことで、着実な問題解決を図ります。
また、経営陣や受講者の上司の方とも面談を行い、指導方法についてのアドバイスも致します。そうすることで、受講者(部下)の方に適切な育成・指導ができるようになります(指導力の向上を図ります)。
尚、人材育成を本気で行うには、外部の人間といえど、その会社を好きになり、そして、社員(受講者)の可能性を信じて、粘り強く支援する必要があります。短期間の研修ではそれができません。そこで、弊社は、現場に密着し、経営者や社員の方と人間関係を構築しながら、社員の成長、会社の成長を一緒に支えます。